腱板損傷での診断・評価について【整形外科】


外力、加齢などによって引き起こされる腱板損傷。
みなさんは腱板損傷をどういう風に検査・診断していくか知っていますか?
今回はこの腱板の機能がどれくらい残っているのかをテストする内容について紹介していきます。

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肩の筋力以外に診ていくテストなんてあるの?

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最近肩に違和感があるけど大丈夫かしら・・・?

などなどのような疑問・悩みの解消につながるような内容になっておりますのでぜひ参考にどうぞ!
また、人体について興味のある方もぜひ参考にしてくだされば幸いです!

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腱板損傷のことについ知りたい方はこちらの記事も参考にどうぞ!

目次

腱板損傷の機能テストは複数ある!

診断・評価

腱板損傷の機能テストは複数あり、特に棘上筋や棘下筋、肩甲下筋を診ていくテストなので、それぞれで色んな動きを診ていくことできるのです。
この項目では数種類のテストについて紹介したいと思います。

ドロップアームテスト

ドロップアームテストは主に腱板の断裂を示すテストです。
検査する人は患者さんの後方に立ち、検査する方の腕を持ち上げて支えます。
この時に患者さん本人には力を入れないようしてもらいましょう。
検査する人はそのまま肩と平行以上になる位置まで持ち上げてください。

そして、その位置で保つようにと声をかけてから手を離しましょう。
そうしたら、今度はゆっくり肩を降ろしていくようにしてもらいます。

この時に、急激に落下した場合は陽性となり、腱板断裂を表す可能性があります。
特に棘上筋のテストとなり、棘上筋の断裂の有無を示すのには有用なテストです。

リフトオフテスト

手を背中に回して肩の内側のひねりを試して、背中から手の甲を離すのがこのリフトオフテストです。
このリフトオフテストでは結滞動作の動きをしてもらい、動きの確認とともに肩甲下筋の筋力低下、断裂などを確認していきます。

そもそも手の甲を背中から離すのがきついとおもいますが、肩甲下筋に問題のある方の場合はそもそも持ち上がらない可能性があるでしょう。

ベリープレステスト

お腹に手を当てて当てた手でお腹を押しながら肘を前へと突き出すのがベリープレステストです。
このテストでは、リフトオフテストと同じで肩甲下筋の動きを確認していきます。
リフトオフテストよりは行う難易度は簡単ですが、肩甲下筋の問題があると肘が前方に突き出ません。
そのため、肘が逆に後方へ引いてってしまう現象が起こることがあります。

このように、肩甲下筋の筋力低下や断裂を示すのには有用なテストとなります。

エンプティカンテスト

エンプティカンテストでは主に腱板全体の機能低下を確認していくテストです。
動画の方では棘上筋の断裂の話をしていますが、角度によっては腱板全体の機能を診れます。

動画のように親指を下にして肩を少しあげてもらいます。
親指を下にするのは上腕二頭筋の補助を打ち消すためであるのがポイントです!
そして、検査する人はそのまま軽く抵抗をかけて保ってもらいましょう。

この時に耐えられないようであれば、腕が下がり腱板の機能低下の可能性が考えられます。
棘上筋の断裂を確認するならばドロップアームテストを使った方が患者さんにもわかりやすいと思います。
エンプティカンテストは総合的な機能を確認する際に使用しましょう!

腱板損傷で用いる画像診断

五十肩とそこまで腱板断裂・損傷では変化はありません。
ここでは腱板に問題があった場合どのような所見が見られるかを紹介したいと思います。

X線画像

X線画像では筋肉の映像は捉えられません。
ほとんど透明で見えづらいと思います。
なので、X線画像においては代わりに骨の位置・関節の狭さなどで腱板の異常を確認していくことでの利用をしていきます。

腱板損傷があった場合は、肩甲骨の肩峰と上腕骨の間が狭くなることがあります。
これは、棘上筋の役割が機能しなくなった代わりに上腕二頭筋が上腕骨を強く引き上げてしまうことから発生してしまう現象です。
そのため、肩甲骨の肩峰と上腕骨の上面にある隙間が通常よりも狭くなってしまいます。

このように、筋肉の影響が骨・関節にどのような影響を強く与えているかを確認するのがX線画像の特徴です。

MRI画像

腱板損傷でもわかりやすい画像なのがMRI画像です。
MRI画像ではキレイに骨や筋肉などを映してくれるので、筋肉が切れたり、損傷した時に黒く映ってくれたりと分かりやすいのが特徴となります。
いくつか色々な角度で撮影し、棘上筋などの腱板を確認してどこの筋肉が原因なのかを探すのが目的です。

しかし、MRIは小規模の診療所などではあまり見かけなく、大きい病院での撮影となりますので、場合によっては近くの病院で出来ない可能性も考えられます。

参考文献

監修/千住秀明,編集/中山彰一.-理学療法学テキストⅦ-運動器疾患の理学療法.九州神陵文庫.2010.22-23P
編集/三上真弘,石田暉.リハビリテーション医学テキスト(改訂第2版).南江堂.2006.223P
著者/松澤正,江口勝彦.理学療法評価学改訂第4版.金原出版株式会社.2012.88P
編著/工藤慎太郎.運動器疾患の「なぜ?」がわかる臨床解剖学.医学書院.2014.14-15P

【結論】もし出来るのがつらいと感じたら医療機関へ行こう!

佳吾のアイコン画像佳吾

-739Pお疲れ様でした!最後まで読んでいただきありがとうございます!

理学療子のアイコン画像理学療子

腱板損傷では色々な方法で機能や部位を確認するんですね!

佳吾のアイコン画像佳吾

一つ一つ診ていくことで可能性を消して絞っていくことも可能ですね。
まあでも痛みがあるならまずは病院に行くのがベストだと思います!

理学療子のアイコン画像理学療子

そうですね!
なかなか自分では判断が難しいので病院で専門家に行ってもらうようにしましょう!

佳吾のアイコン画像佳吾

というわけで今回はここまで!
お疲れ様でした!

理学療子のアイコン画像理学療子

また次回お会いしましょう!

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