五十肩の治療内容について【整形外科】


痛みや可動域を向上させていくのに様々な方法を取られる、五十肩。

今回はこの五十肩、つまり肩関節周囲炎の治療方法について簡単に説明していきます!

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切ったりはしないのかしら・・・

主婦のアイコン画像主婦

痛いのをさせられたら嫌だなー・・・

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日常生活でできることはあるのだろうか・・・

などのような疑問・悩みにも解消していけるようになっていますのでぜひ参考にどうぞ!

また、人体について興味のある方もぜひ参考に見ていってください。

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五十肩の記事は他にもありますので気になる方はこちらの記事も参考にどうぞ!

目次

五十肩の経過により治療内容は変化する

過去に書いた記事で書いたので五十肩の経過の仕方や詳しい症状については割愛します。

五十肩には治療する際に疼痛痙縮期と拘縮時期によって治療方針を分けるのが一般的です。

痛みが強いときに無理に運動されるのも嫌ですよね?

動かせるのにずっと安静にしていなさいというのも違いますよね?

症状や状態に合わせて治療を変化させていくのは当然のことであり、必要なことなのです。

下記に2種類の時期によって分けて治療方法も記載したので紹介していきますね!

疼痛がひどい時期は可能な限り安静の方針

安静

痛みが強い時期にガンガンに腕を引っ張られたり、動かされたりするのはつらいですよね?

そんな痛みが強い時期に行いのが下記の内容となります。

ポジショニングが大切!

痛みが強い時期の五十肩には無理な運動や動きは禁物です。

そのため、肩から腕にかけての安静になれる体勢が重要となります。

ポジショニングとは、痛みを起こさない、体の負担も少ない最も楽な姿勢にすることを言います。

身体の状態によってこのポジショニングというのは変わりますが、五十肩の場合は肩から腕にかけてのケアをしていくのが基本です。

  • 仰向け:肩もしくは肘の下に枕かクッションで肩甲上腕関節の安定をさせます。寝る際には冷やさないようにタオルなどで保温することが必要
  • 座っている時:肘をひじ掛けや台の上に置いて安定させる
  • 歩いている時:痛みが出ないように三角巾などで吊り下げて肩甲上腕関節に負担がかからないようにする

上記のように、肩への負担を可能なかぎり痛みが強い間は減らすようにケアすることが大切です。

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できるだけぶら下げないようにするのがポイントですね!

寒冷療法にて疼痛軽減

冷やすことにより痛みの軽減を図る、それが寒冷療法です。

冷やすことは単純に炎症を抑えるというわけではなく、痛みの上に冷やすという感覚を与えることで痛みの感じ方を減らすというのが目的となります。

いわゆるアイシングに近いイメージでもありますね。

腱板周辺部に痛みが強い場合に行い、氷のうだったり、氷をいれた袋で冷やすことで効果を図っていきます。

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腱板について知りたい方はこちらの記事も参考にどうぞ!

温熱療法により筋肉をリラックス

温めることで筋肉の血流を改善してやわらかくする、それが温熱療法の特徴です。

筋肉は温めることによって血流の流れがよくなります。

五十肩の場合は肩の筋肉がこわばってしまい、血流が悪くなることで痛みが増してしまうこともよくあるケースです。

そのため、ホットパックという器具で肩に当てたり、電気による温熱で行ったりして効果を狙っていきます。

だいたい約15分~20分ほどが目安となることが多いです。

水中運動で負担を減らしながらの悪化予防

「腕の治療と関係ないじゃん!」と思う方もいるとは思いますが、実は効果があります。

水中で行う運動は関節にとっては負担の少ないものです。

水中の浮力を利用することにより肩甲上腕関節への負担を減らした環境に調整し、水面で腕を軽く動かすことによって運動の痛みを可能なかぎり除いて行います。

水中運動では筋力強化としても汎用性が高いので、良くなって調子が上がってきたら今度は水の負荷を入れてトレーニングできるのも特徴です。

生活で無理のない動作を指導

いままで紹介してきた寒冷療法・温熱療法・水中療法を行っても結局生活で痛みのある動作をしては治療をした意味がないというものです。

そのため、治療をするだけでなく、生活面についても指導をすることは大事なポイントとなります。

  1. 羽織るシャツよりも前ボタンなど縦に開けるシャツや上着を着用すること
  2. かぶって着る肌着は控えること
  3. 痛みのある肩の方から袖を通して動きを少なくすること
  4. パソコン作業や重いカバン、荷物を持って歩くなどの負担をかける行動を減らすこと

上記のように生活で頻繁に行われる動作を少し控えていくことは肩の治癒を妨げないためにも必要となります。

そのため、生活で負担をかけないように工夫することを患者さん自身にも意識してもらうことも治療の一環です!

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全部日常生活で行っているような動作ですね!肩を痛めたらすこし意識して行いましょう!

痛みが減ってきた段階での積極的運動!

肩の運動療法

痛みが減り、ストレスも減ってきた時点でようやく直接運動したり、筋肉などにしっかりアプローチしていけるようになります。

下記には回復を促進、向上するための方法を記載しました。

温熱療法による筋肉のほぐし

痛みが強い時期にも行いましたが、こちらの温熱療法では運動療法を行う前に施すことが多いです。

筋肉の緊張をほぐしたり、血流を促して運動しやすい状態にするためとなります。

温熱療法は表面の筋肉か深部にある筋肉かによって方法が変わり、表面温熱療法ならホットパック、深部温熱療法なら超音波による温熱などに様々なもので行うのが特徴です。

電気療法にて痛み軽減と筋肉への刺激

電気刺激によって感覚を重ねて痛みを感じづらくしたり、筋肉の収縮を自動的に促すのがこの電気療法です。

基本的に運動前後に行いますが、主に三角筋や僧帽筋上部といった表面の筋肉が対象になります。

電気による感覚は皆さん慣れないと思いますが、特に電気による静電気などの痛みなどはありません。

そのため、電気療法はわりと行いたいというくらい気持ちいいという人も少なくないのが特徴です。

マッサージによる筋肉のゆるみと心理的効果

温熱療法・電気療法は機械を中心に行う治療でしたが、人によって筋肉や心理的にリラックスさせるのに行うのがこのマッサージとなります。

マッサージは痛みなどで凝り固まった筋肉をほぐしたり、リラックス効果を狙うために行うことがメインです。

そのため、電気と同じくらいマッサージも皆さん好きですよね(笑)

特に行う筋肉はアウターマッスルになりますので、さするだけでもリラクゼーション効果を狙えます。

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アウターマッスルのことについて知りたい方はこちらの記事も参考にどうぞ!

運動療法にて可動域回復と筋力強化!

関節可動域を獲得するために筋力強化も行っていくのが強みなのがこの運動療法。

運動療法は理学療法士によって行われる、一番リハビリと印象がある治療となります。

運動療法では痛みを十分に取り除いてから関節可動域訓練を行うことが多いです。

そして、関節可動域訓練と同時に腱板の筋肉を鍛えて再発も予防するために筋力強化訓練も行っていくことが重要となります。

治療の中でも効果が高いのがこの運動療法となるので、この時期に行ってうまくいけば元の生活へ近づけられることは高くなります。

その他に行う治療方法

薬物

上記のような時期によって治療を変化させるものもあれば、常に治療する方法もあります。それが薬と注射です。

薬による痛みなどの軽減

主に痛み止めや筋肉の緊張を柔らかくする薬などを時期に関係なく処方されます。

もちろん症状が無くなれば処方は要りません。

薬で経過を見て、芳しくなければ上記の物理療法や運動療法に移行することが多いのが特徴です。

注射による滑らかな関節の動きの回復

関節内注射を行い、ヒアルロン酸注射にて関節の動きを良くするのが特徴となります。

関節内にヒアルロン酸を注入することにより、関節の摩擦ストレスなどを軽減し痛みをも減らして楽にするのが目的となるので、行う病院も少なくないでしょう。

そのため、注射が嫌いな人には試練かも(笑)

【参考文献】
編集/石川齊,武富由雄.図解理学療法技術ガイド 理学療法臨床の場で必ず役立つ実践のすべて 第2版.文光堂.2007.738-739P
監修/富士武史,共著/河村廣幸,小柳磨毅,淵岡聡.ここがポイント!整形外科疾患の理学療法改訂第2版.金原出版株式会社.2012.103P
編集/三上真弘,石田暉.リハビリテーション医学テキスト(改訂第2版).南江堂.2006.222-223P
監修/内田淳正,編集/中村利孝,松野丈夫,井樋栄二,馬場久敏.標準整形外科学 第11版.医学書院.2011.420-421P
編著/整形外科リハビリテーション学会.改訂第2版 関節機能解剖学に基づく整形外科運動療法ナビゲーションー上肢・体幹.メジカルビュー社.2014.102P

【結論】それぞれの時期に合わせた治療が重要となる!

佳吾
佳吾

お疲れ様でした!最後まで読んでいただきありがとうございます。

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時期に合わせての治療!納得です!

佳吾
佳吾

時期を間違えて治療した場合は悪化する場合もあるので治療する側も慎重に考えていくことが必要です。
できるだけ患者さんの負担を減らして徐々に良くしていきたいですからね!

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治療一つでもちゃんと意味があるんですね!それだけ患者さんのことを考えた治療なんでしょうね!

佳吾
佳吾

そうですね!
それでは今回はここまで!

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お疲れ様でした!

五十肩の治療内容についての参考文献一覧

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