人間の体を動かすために必要、それが筋肉です。
今回はそんな筋肉をお手軽に学べる一冊『肉単(ニクタン)~語源から覚える解剖学英単語集~』を理学療法士10年目である私が紹介していきたいと思います!
筋肉について知りたいけどお手軽な本とかないかな?
値段的にも高すぎないので良いのはないかしら?
ながら勉強に向いてる書籍が欲しい・・・
などといった悩みを解消できるような書籍であるので是非私の感想などを踏まえて参考にしていただければと思います。
あくまで個人的な感想・使いやすさですのでご参考程度にお願いします。
お手軽さ
価格
学びやすさ
イラスト、表などを使った分かりやすい構成
この『肉単(ニクタン)~語源から覚える解剖学英単語集~』は、ふんだんに使ったイラストや表、時々混ざるCGイラストで表現しているのが特徴です。
この書籍を監修した筆者も下記のように述べています。
全身の骨格筋の存在様式や作用を、イラストや表を使って読者にできる限り分かりやすく表現しようと氏の努力と工夫は、本書において遺憾なく発揮されていると思う。しかし、本書の主眼はあくまでイラストで示された用語の語源解説にある。言葉の奥に広がる世界に知らず知らずのうちに読者は引き込まれていくだろう。
2004年9月 東京慈恵会医科大学解剖学第1教授 河合良訓
このように監修の言葉として記載しており、医療従事者のみならず、解剖や語源に興味のある方でも手に取りやすい内容として意識して出版されたのが伺えるでしょう。
特に医療従事者の初学生だったりであればなおかつ読みやすい方だと私は思っており、理学療法士でも最初に手にした人も多いのではないでしょうか?
イラスト込みの書籍となっているため、視覚的にもどのように筋肉が付着しているのかが分かりやすく、文字ばかりで頭の中で想像しなければならない解剖学の本や、リアルすぎて逆に分かりづらく値段が高い本に比較すると中間地点くらいの位置づけになる良い本かなと個人的にはそう思います。
- 難しすぎないイラストの見やすさ
- 1万円も到底いかない価格の安さ
このあたりがやはり魅力的で勉強しやすい利点となるでしょう。
また、非常に筋肉も一つ一つ分解して位置やポイントもまとまっているため、頭に入ってきやすいのもこの本の強みとなります。
イラストも色々な角度や構造で表現してくれているので、本の中でも見やすい部類になります。
利便性と価格の安さで勉強のコスパが良い
ただ、やはり気になるのは勉強できる機会が設けられるのか?なおかつ値段に見合ったものなのか?
という部分が気になってきますよね。
大半の医学書や参考書はデカい上に値段が高いため、扱いに困る本が多いのも事実。
ただ、この『肉単(ニクタン)~語源から覚える解剖学英単語集~』はそれらの本の悪い条件を払拭しているのが良いポイントです。
本の大きさはノートよりも小さくB5サイズ以下で、だからと言ってページ数も数百あるわけではありません。
実際のページ数は150ページほどでかなり薄くまとまっているのが特徴となります。
そのため、小説のハードカバーの本よりも小さくまとまっているので持ち運びには便利な部類です。
しかもページ数も多くないのでかさばらないし、何より軽い!
そんなわけで、混雑した電車の中や立ち読みなどでも開きやすい仕様なので勉強できる機会を増やすことが可能です。
そして、大体こういう医学書関係の書籍を買うときに気になるのは値段ですよね・・・
どうしても裏面をみて確認してしまいます(笑)
この書籍は医学書の中でもかなり安くて手に取りやすい一冊となっています。
お値段、なんと本体2600円+税となってます!
これは正直、かなり安いです。私も学生の時に買いましたが学び始めにはおすすめだと思いました。
筋肉の勉強をする方にとって医学書の価格は馬鹿になりません。
そのため、初学生や解剖などに興味のある人にはお手頃な一冊と言っても過言ではないでしょう。
地味に作用や機能に関しても記載してあるので便利です。
解剖の勉強と一緒に臨床的なこともちょこっとは学べるので地味にお得なんですよねー
安い!医学書としてのイメージから外れる一冊ですね!
【結論】肉単は初心者におすすめのお手頃な一冊!
というわけでお疲れ様でした!
最後まで読んでいただきありがとうございます!
肉単の特徴が全部紹介できないのが残念なところですねー
医学書としてもっと高い値段だと思ってました!
医学書って本当に高いですよね・・・
そんなわけで値段が高すぎない一冊を紹介してみました!
気になる方はぜひ手に取って購入してみてくださいね!
それではお疲れ様でした!
このシリーズは他にもありますので是非のぞいてみてください!
お疲れ様でした!
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